股関節の痛みで接骨院への通院をお考えの方へ

文責:院長 柔道整復師 河合隆智

最終更新日:2022年10月12日

1 股関節の痛み

 股関節というのは、両足の付け根にある関節で、骨盤と大腿骨を連結しています。
 股関節は、歩くときなどにたいへん重要な役割を担っているだけでなく、非常に強い負荷がかかっている場所でもあります。
 股関節に痛みが生じたり、うまく動かなくなってしまったりすると、日常生活に大きな影響が出てしまいます。
 こちらのページでは、股関節の痛みの原因や治療方法についてご説明をしています。
 股関節の痛みでお悩みの方はご覧ください。
 なお、本来であれば接骨院での手技などの処置は治療ではなく「施術」となりますが、当ページでは一般的な呼称に合わせ、施術についても「治療」と記載しております。

2 股関節に痛みが出る原因

⑴ 股関節の歪み

 股関節に痛みが出る原因は様々ですが、多いものとして股関節の歪みがあります。
 たとえば歩き方の癖や、スポーツなどでの過度な負荷、体重の増加などがきっかけとなって歪みが生じることが考えられます。

 歪みが生じている場合、時間が経つだけでは痛みの軽減が見込めませんし、ますます歪みが悪化してしまうことも考えられますので、早めの対応が必要です。

 

⑵ 股関節の可動域の狭まり

 また、股関節の筋肉が硬くなっていることなどによって可動域が狭まっていることが原因で、動かしたときなどに痛みを感じることがあります。
 このような場合、「動かすと痛むから」と過度に安静にしてしまうことでより一層可動域の狭まりが生じ、かえって痛みが酷くなることもありえますので、専門家の指導のもとで適度に動かすことも大切です。

3 股関節の痛みを放置するリスク

 股関節の痛みを放置するリスクとしては、日常生活の負荷によって痛みが増大するおそれがあるということが挙げられます。

 部位が部位ですので、歩いたり座ったりといったちょっとした動作だけでも、痛みが増してしまうおそれがあります。

 また、痛みで身体がこわばってしまったり、片方だけ痛みが生じる場合にはそちらになるべく体重をかけないようにしたりと、痛みによって普段と違う身体の使い方をしている場合、お身体の別の部分に負担がかかってしまい、新たな痛みや歪みが生じてしまうおそれもあります。

 そのため、股関節に痛みがある場合は、できるだけ早く接骨院に通院されることをおすすめします。

4 股関節の痛みが出ないようにするための治療方法

⑴ 股関節の歪みが原因の場合

 股関節が歪んでいる場合には、手技による矯正などで歪みの改善を図ります。
 股関節だけでなくお身体全体が歪んでしまっている可能性がありますので、局所的に対応するのではなく全体を見てバランスをとることが大切です。
 また、今後痛みが再発しないようにするためには、歪みが生じた原因を探り、身体の使い方を見直すなど、改善していくことも大切です。

 

⑵ 股関節の可動域が原因の場合

 股関節の可動域が狭まっている場合、手技などで筋肉をほぐすほか、ストレッチにより柔軟性を取り戻していく必要があります。
 無理に動かすとかえって痛みが出てしまうおそれもありますので、状態を丁寧に検査し、少しずつ改善していくことが大切です。
 自分でストレッチをしようとした結果痛めてしまうということがないよう、股関節に痛みが出ている方は接骨院にご相談いただくことをおすすめします。

5 股関節の治療は当院へ

 当ページでご説明した股関節の痛みの原因や治療は、あくまで一般的なものです。
 また、複数の原因がもとで痛みが生じていることも珍しくはありません。
 原因を見極めないまま機械的な治療を行うと、その場はなんとなく痛みが治ったような気がしても、またすぐにぶり返してしまうことがありますので、注意が必要です。
 股関節の治療を受けるときには、原因の見極めをしっかりと行い、一人ひとりに合った治療を提供する接骨院にご相談ください。

 当院では、実際の治療に入る前に、しっかりとカウンセリング・検査を行い、痛みの原因を検討して施術プランを組み立てます。
 また、ご本人にも丁寧にご説明し、必要に応じて股関節の負荷を減らす方法や、今後歪まないようにするための習慣などのアドバイスもさせていただいています。
 股関節の痛みでお悩みの方は当院にご相談いただき、カウンセリングやご説明等の際にもしも気になることなどがありましたら、どうぞお気軽にご質問ください。

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