接骨院で痛みを根本から改善するためのポイント

文責:院長 柔道整復師 河合 隆智

最終更新日:2024年03月01日

1 なるべく早くから通院を始める

 転倒など、ケガをしてしまった場合には、できるだけ早い段階から適切な処置をするということが大切です。

 筋肉にダメージを負った場合、時間が経つにつれて炎症が酷くなり、痛みや腫れが酷くなってしまいます。

 それ以外の原因で痛みが出るようなケガについても、動かすことで状態が悪化するおそれがあります。

 そのため、早くから接骨院に行き、ケガの状態に応じて、炎症を抑えるための処置や、意図せず動いてしまうようなことがないようにするための固定などの処置などを受ける必要があります。

 また、ずっと続いている痛みや不調についても、そのままにしていると今後ますます痛みが酷くなったり、痛みのある部位を庇うことで他の部位にまで痛みが出てきたりするおそれがありますので、痛みや違和感が気になった段階で通院を開始することが大切です。

2 原因をしっかりと調べている接骨院を選ぶ

 ケガを根本から改善するためには、原因に対して的確な施術を行うことが大切です。

 例えば「肩の痛み」一つをとっても、筋肉が凝り固まっている場合もあれば、腱や関節包が炎症を起こしている場合もありますし、お身体の歪みによって肩周辺に負荷がかかっているということも考えられます。

 原因が分からないまま肩の揉みほぐしなど表面的な施術を行うだけでは、痛みがとれない場合がありますし、とれたとしてもまたすぐに戻ってしまうおそれがあります。

 せっかく通院をしたのによくならなかったということにならないように、検査をしっかりと行い、どういったことが原因で痛みや不調が出ているのかを突き止めて施術計画を立てる接骨院に相談することをおすすめします。

3 痛む部分や気になる部分をしっかりと伝える

 お身体の痛みや不調の中には、見た目上は大きな変化が出ないものも少なくありません。

 例えば、皆様が肩こりで悩んでいるという人の肩を見ても、見た目には分からないのではないでしょうか。

 そのように見た目で分からないケガや不調については、まずはしっかりと伝えていただくということが大切です。

 どこがどのように痛むのか、どんなときに痛むのか、どんなことが気になっているのかなど、お身体のことを分かる範囲でなんでもお伝えください。

 また、見た目に変化があるケガの場合でも、ケガの状況等をご本人からお伺いすることで、改善に向けての手がかりになる場合があります。

 お伺いした内容をもとにお身体の検査をさせていただくことで、より早く原因を見つけ、効果的と考えられる施術をご提案させていただける可能性があります。

 また、人によっては複数の痛みや不調が出ていることもあるかと思いますが、互いに関連している可能性がありますので、まずはすべてご相談いただければと思います。

4 適切な頻度と期間で通院する

 痛みに悩まれている方の中には、ある程度よくなってきた段階で、自己判断で通院をやめてしまう方もいらっしゃいます。

 また、お時間の都合などから、通院と通院の間が空きすぎてしまう方もいらっしゃいます。

 痛みの原因が完全に解消されない段階で通院をやめてしまうと、日常生活の中で負荷がかかることにより、将来的に痛みが再発してしまうおそれがあります。

 また、通院と通院の間が空きすぎてしまうと、その間に原因となるものの状態が施術前まで戻ってしまい、なかなか根本改善に向かわないということがありえます。

 そのため、通院をするときは、なるべく通院先の指示に従われることをおすすめします。

 もちろん、無理な通院がかえってご負担となってはいけませんので、ご都合などをご相談いただいたうえで、それに合う形で施術計画を調整していくというのが理想です。

 また、通院期間に関して「いつまで通うのだろう」などの疑問がある場合には、それについてもご質問いただき、納得した上で通院していただくことをおすすめします。

 当院では、その時その時のご都合に合わせた柔軟な対応や、ご質問いただきやすい雰囲気づくりを大切しています。

 また、平日は22時まで対応することにより、無理なく通院していただきやすいようにしています。

 お困りのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

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