痛みが長引く原因と対応

文責:院長 柔道整復師 河合 隆智

最終更新日:2024年03月28日

1 痛みの原因がまだ残っているケース

 他院に通院していたものの、痛みが完全には消えないまま長い間残っている、いつか消えると思ってそのままにしていた痛みが消えないといった方もいらっしゃるかと思います。

 そのようなケースの場合、原因に対して適切な処置を受けられていなかったり、原因を放置していたりしたことで、筋肉のコリや傷、お身体の歪みといった、痛みの原因となるものがまだ残っているということが考えられます。

 自動車事故など、そもそものケガが大きいような場合は特に、原因も残りやすいと考えられます。

 このような場合でも、改めてお身体の状態を検査し、見つかった原因に対して適切な施術を行うことにより、長引いていた痛みがなくなる可能性があります。

2 筋力の低下が起きているケース

 また、最初のきっかけとなったケガを改善するまでの間、お身体を動かせなかったことにより、筋力の低下が起こってしまい、それが原因で痛みが出ている可能性もあります。

 この場合、痛みが出ることによってますますお身体を動かさなくなり、悪循環が起こってしまうおそれがあります。

 どの部分の筋力が低下しているかを把握し、適切な運動をすることで、失われた筋力を元に戻し、痛みが出なくなるようにできる可能性があります。

 とはいえ、無理をすることでかえって痛みが出たり、悪化してしまったりするおそれがありますし、元々のケガが本当によくなっているのかという判断が必要な場合もありますので、接骨院で指導を受け、お身体の状態に合わせて無理なく筋力を取り戻していくことをおすすめします。

 当院でも丁寧にご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。

 また、このように、最初の痛みの原因と今の痛みの原因が異なる場合がありますので、痛みが長引いているようであればもう一度検査を受けてみるということも大切です。

3 痛みが出る習慣が残っているケース

 一度はよくなったもののまた痛みが出始めたなどの場合、悪い姿勢や負担をかける動作など、痛みが出る習慣が残ってしまっているおそれがあります。

 スポーツでお身体を痛めた方の場合、練習の仕方やフォーム等に問題がある可能性もあります。

 この場合、適切な処置で筋肉のコリやお身体の歪み等を改善しても、習慣がそのままになっていると再び筋肉のコリやお身体の歪みができてしまい、痛みの再発と改善を繰り返す状態になるおそれがあります。

 原因を知り、少しずつでも習慣を変えたり、お身体の使い方のコツを知ったりすることで改善できる可能性があります。

4 痛みが長引いてお悩みの方はご相談ください

 痛みが長引く原因は、上記でご説明したほかにも様々なものが考えられます。

 また、痛みがストレスとなり、新たな痛みが出ることもあります。

 当院では、痛みが出ている原因を、生活習慣も含めしっかりと調べ、一人一人に合わせた施術計画のご提案やアドバイスなどをさせていただきます。

 長引く痛みでお悩みの方は、当院までご相談ください。

PageTop